1年前、アフリカはルワンダから当社にマカダミアナッツカンパニーの方がお越しくださいました。
創業以来、オーストラリアのマカダミアナッツ(農薬・化学肥料不使用)一本のBardonにとって他国のマカダミアナッツに興味津々。
ルワンダはまだまだ発展途上国。 農業が主な産業です。
このマカダミアナッツは農家さんと適正な価格で取り引きされており、また、1994年に起きた「ルワンダ大虐殺」(マイノリティーにあたる国の人口の3割が虐殺された悲劇)によって生まれた孤児の就農支援をしている素敵な会社。
フェアトレードはBardonが創業当時から熱い想いで取り組んできた課題。
食べる人はおいしい商品で心と体が健康になり、農家さんは消費されることで生活水準が上がる。
強いものが弱いものを支配するというアンフェアな世の中は持続可能ではありません。
ルワンダマカダミアの背景に惚れ込んだわけですが、重要なお味はというと、
それはこれまで使用していたオーストラリアのマカダミアナッツと同じフレッシュさ。
衝撃的なおいしさでした。
でも、理由を聞いて納得。
豪のマカダミアは、完熟して自然に落ちた実を拾って中を取り出していることがおいしさの秘密。
落ちた実はすぐに拾わないと腐ってしまうというリスクがありますが、その手間が最大のポイントです。 このポイントがルワンダナッツも全く同じだったのです。
輸送も、酸化を防ぐため、冷蔵コンテナで運ばれています。
様々な工夫や想いを伺い、ルワンダマカダミアが前面に出た商品を開発することを心に決め、幾度とない試作を繰り返し、ようやく完成した商品がスイートバニラ・マカダミアンキャラメリゼ。
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それに伴い、フレイバーナッツ系のマカダミアナッツも順次、ルワンダ産に切り替えてまいります。
これまでのオーストラリア産のマカダミアナッツとの関係もあるため、味がついていない発芽ナッツ「フローラナッツ」は、引き続き、オーストラリア産を使用しております。
人々の健康と世界の平和を願い、今日もスタッフ一同、最高峰の味を求めて製造してまいります。
新作含め、Bardonナッツをお楽しみいただき、ルワンダの風を感じていただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
Bardon株式会社 勝田佳捺絵